PTA会長より


【令和5年度PTA会長あいさつ】

こんにちは!

PTA会長の渡邉と申します。

私は、人の役にたちたくて会長に手を挙げ、今期で2期目になります。

 

子どもは2年生、委員も未経験のまま貢献欲だけで飛び込んだので、PTAのこと、学校のこと、本当にたくさん勉強させていただきました。

勉強するなかで、これはたくさんの方にお伝えしたい!と感じたことが3つあります。

 

●PTAとは“人と人が繋がる”ための仕組み

PTAというのは、基本、“人と人が繋がること”で子どもたちの環境をよりよくしよう、という狙いの活動なんです。

クラスの保護者同士仲がよかったら、子ども同士仲良くなりやすかったり、仮にトラブルが起こっても解決しやすかったりストレスが少なかったりします。

知り合いが増えると、学校外での子どもの見守りの目も増えますし、学校生活の不明点も減らせます。

さらにポジティブな側面でいうと、仲良くなった保護者さんと子どもたちを楽しませるアイデアを考えて実現できるかもしれません。

 

そのような“繋がるメリット”を作るために、通常生活だけでは広がらない「繋がる機会の提供」がPTAの大きな役割といえるんです。

 

●入会すること=活動に協力する ではありません

PTAに入会することイコール何かの活動を負担しなければいけないというわけではありません。活動は基本、ご自身のご都合、タイミングでご協力いただくものになります。

では「入会」とはどういう状態かというと、PTAをお金によって(PTA会費によって)サポートいただいていている状態のことです。

PTA会費は年間に必要となる予算を会員の数で頭割りします。つまり会員の数が多いほど一人の費用負担は減るので、活動協力が難しい方でも入会することでPTAを支えることに繋がっています。

●PTA活動で無理する必要はありません

残念なことに、こういう話も耳にしたりします。例えば、委員会に入ったら活動の温度差が違って疲弊したとか。

活動を頑張ろうとしてくださった方は子どもたちや誰かのために活動を支えてくださろうとしたのかもしれません。また、そうはいっても協力する時間のない方がいらっしゃったとしたら、それもまた仕方のないことだと思います。

 

現在のPTA活動は昨年の活動を踏襲する形で行なわれているのが主流です。ですが、一つ目の話のように「人と人が繋がる」ためにならないような状況であれば「今年度この活動は手放す」等、違う方向性を模索されてよいと思います。

天沼小学校でご縁のあったすべての保護者さん、お子さんがより豊かな時間を過ごせますように。

みなさんのお力を貸していただけたら大変有り難く思います。

 

令和4・5年度PTA会長

渡邉美由紀