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改めて・・・アンケートを実施した理由

  

PTAとはどういう団体であるべきなのか、

考えるきっかけにしたいと思いました。

  

アンケート結果から見えてきたこと

◆必要な活動だと感じている方のうち「協力は難しい」と回答した方が圧倒的多数

◆ボランティアに頼らなければならない活動であるにも関わらず、「必要だから手伝いたい」という方は全体の21%にとどまる

◆「必要だと思わない」が3割にのぼり、不要と思われている活動がある

◆PTAに関する認知度も低く、なぜこのような活動をしているのか知らない方が多い

◆実はPTAの中では必須な活動なのに、「不要な活動」と感じている方も多い

◆多くの方がPTAに対してご不満やご意見をお持ちという状態

このままでPTAは大丈夫なの・・・?

活動のお手伝いができる会員が少なく、お手伝いされている会員からの不満は高い状況・・・

このままでは活動できる会員が減り、

非会員も増加し続けて、

PTAの存続自体が難しくなる日がくるのではという危機感

 

 

アンケート回答からみえた

PTAへの不満を整理してみました

  

 


不満① 不明瞭

 

•そもそもPTAって何なの?

•PTAって面倒なだけのイメージ…

•PTA活動って色々あるみたいだけど、何をしているの?

•そのPTA活動、本当に必要?

•PTA会費は正当に使われているの?

(令和3年アンケートより)

☑ ホームページやなるほどPTA見ても、何をやっているのか全然わからない

☑ PTAの意義がわからない

☑ 業務内容がはっきりせず、負担だけが多いように感じる 



不満② 負担

 

 

•役員や委員をやると負担が大きくて辛い・・・

•仕事や家事育児との両立なんて無理

•平日活動なんて参加できません!!

•役員の業務負担が大きすぎて、立候補するのは不可能

(令和3年アンケートより)

☑ フルタイムの共働きが増える中、平日昼間の参加は現実的ではない

☑ 子育て中は、どなたもは日常を回すだけでも精一杯だと思います

☑ 活動にとられる時間が長いから

☑ 週に何回も時間の確保が難しい

☑ 過度な負担、効率が悪い運用、押し付けあいなどの人間関係、共働きの増加

 


 不満③ 不公平

 

•結局自分だけが多くの仕事をやらされた、納得いかない!

•いつも同じメンバーばかりお手伝いしているじゃない!!

•やらない人はずっとやらないのに、PTA活動の恩恵だけうけている!!!

(令和3年アンケートより)

☑ 委員になっても仕事にばらつきがある

☑ 持ち回りで全員が平等でありたい

☑ 引き受けてくださる方の善意のみによって運営するには限界があると感じます

☑ PTA役員という少ない人数に仕事が偏ってしまう

☑ PTA役員とそうでない人の負担に差があり過ぎて、不公平感がある

 


 

不満を解消するためには、PTAはどうあるべき?

 

スリム化・見える化をすすめて

誰もがお手伝いできるような

”ひらかれたPTA” へ


 

「不明瞭」に対するアクションご提案

 

◆徹底的な情報公開・積極的なコミュニケーション

✔それぞれの活動が”子どもたちにとってどのように役立つ”のか情報を発信

✔“何故その活動が必要なのか”については、丁寧に検討・議論していく            

✔PTA活動のメリットについても発信

 ●学校の活動や教育に触れたり、先生とお話しする機会が増えるので、学校や先生に対する理解を深めることができる

 ●学級や学年を超えた活動により仲間ができる   


 

「負担」に対するアクションご提案

 

◆スリム化により、各委員会・役員の業務負担を減らしていく

業務内容の見直し

✔一部の役員・委員だけが活動するのではなく、 全員がほんの少しずつ無理なく参加していくスタイルへ

✔PTA会員有志による自助努力だけでは実施が難しい活動については、業務の外注(アウトソーシング)も視野に入れていく時期では?



 

「不明瞭」に対するアクションご提案

 

全員がほんの少しずつ活動を分担し支えあうシステムへ

✔一部の人(役員や委員会)だけに活動をまかせるのではなく、業務を全員で少しずつ無理のない範囲で参加する形にシフト

✔各会員の活動内容を「見える化」することで、公平感を感じられるように

 

   

そして・・・

不満の「ふ」から、新しい幸せの「ふ」の形へ

 

 

これらは、あくまでも私たちのご提案にすぎません。

 

皆さんと一緒にひらかれたPTAをつくっていきたいです